価格.com エコ

価格.comご利用案内

エコインタビュー

トップ > エコインタビュー > エコインタビュー 細川茂樹さん

エコインタビュー 細川茂樹さん

細川茂樹さん

家電マニアで知られる細川さんですが、相変わらず「価格.com」は、ご覧になっていただいているのでしょうか?
あたりまえですよ! 僕の基本ですから。
ありがとうございます。
では最近、購入されたものやチェックしているものはありますか?
いま購入を考えているのは、新しく発売された「iPod nano」。16GBのものです。
なるほど。では引き続き検討して、ぜひ購入していただきたいと思います! ところで、最近の環境意識の高まりについてどう思われますか? 家電がお好きということからも、エコと関連してくる事柄は多々あると思いますが。
そうですねー、率直にいうと……、みんな間違ってます! 実際には “やった”気になっているのではないかと。たとえば、エコカー。ハイブリッドでガソリンを使わないのはわかる。でも、“どこがどうやって” 環境にいいのかということは、実証されてないわけですよね。本当はみんな知らないんじゃないかな。僕も実際に乗らせてもらったことがあるんですけど、乗っただけでは、どれだけ環境にいいのか、まったくわからなかった。
たしかに環境問題は、目に見えづらい部分がたくさんありますよね。
本質を知ったうえで取り組むことができるようになれば、それこそが本当のエコだと思います。いってみれば、“使わない電気は消す”とか“ゴミは極力、出さないようにする”とか、当たり前のことでしょう。だから、口々に“エコ”といっても本質的には変わっていないって思うんです。でも、根底を言い出したらキリがない。たとえば冷蔵庫を買い替えるとします。AとBという、ふたつの冷蔵庫があったら、消費電力の少ないほうを選ぶ。シンプルにそういうことでいいんです。
あとは、企業の環境への取り組みや自治体の活動をもっと理解して、環境問題に取り組むことが大切だと思います。エコロジーを語るうえで、まだ使えるものを使っていくほうがエコなのか、(まだ使えるにもかかわらず)燃費のいいものや消費電力の少ないものに買い替えることがエコなのか、というのは話題になりやすい。同時に、廃棄処分の問題も避けては通れない。悩みどころですよね。でも、そこを企業側がうまく示唆してくれるといいんじゃないかなって思う、家電でも車でも。たとえば、「うちがすべて再利用しますから引き取りますよ」とか、「エアコンを買い替えるときに同じメーカーものなら割り引きますよ」とか。それか「買い替えるんだったら、どこのメーカーでも引き取りますよ」って、メーカー同士が結託しちゃうとか。その商品開発による、値段の上乗せは全然アリだと思うし。エコカーにしても、国が「補助金100万円出します」といったら、みんな買い替えてしまうかもしれないですよ。ソーラーパネルでいったら、初期費用は約300万円以上。だから、実現できる人とそうでない人の差は明確だけど、「設置するのに300万円かかります」というのと、「毎月5,000円分くらいは電力が作れますよ」というのでは、国民への響き方が違うはず。言い方ひとつで、取り入れることを考える人は多いんじゃないかな。

日本はそういったことを率先してやっていかなきゃいけない国だと思う。資源不足は深刻だし、高齢化もますます進む。じゃあ、そこでなにをウリにするかといったら、ひとつは日本の優秀な技術ですよ。そういう面で世界的地位を担っていかないと、日本の未来はないでしょう。ましてや、今は個人の意識は高まっているし。それと、消費者はエコバッグひとつとってもファッション性を重視する時代だから、デザインも重要。そのあたりも、メーカーや企業の方には平行してやっていっていただきたいですね。
政治や経済などの事情があるいっぽうで、環境を守るためにさまざまなアプローチ方法がありますよね。私たち「価格.com エコ」としても、“環境がどう変化してきたのか”という、“気づき”のきっかけをユーザーに喚起することができればいいと考えています。
 
細川さんが最近、環境に関して注目している事柄や気になっているニュースなどはありますか?
ソーラーパネルをつけることを考えています、来年あたりが目標かな。最近、ウチにも頑張って60インチの液晶テレビを購入したんですけど、消費電力が約500Wと知って愕然としましたね。これって、小さいドライヤーをずっとつけっぱなしにしているようなもんですよ。だから、家の中の基本となる電力は、自分でまかなおうと思って。でもマジメな話、自家発電は “現代の自給自足”ですよ。いろいろと調べた結果、ソーラーパネルの開発に力を入れているメーカーは、僕が思うに3社ですね。
相変わらず、リサーチ熱心ですね(笑)
ですねぇ(笑)。調べてみると、メーカーによっていろいろあるんですよ。高品質のシリコン素材で光の吸収率が高いものや、屋根の形状に合わせてレイアウトできる素材を使っているものとか。
細川さんといえば、研究熱心! なにかを購入するときはいろいろ調べられて、こだわりを持ったうえで、モノ選びをされますよね。
もちろんです。家電でも食器でも、いっしょに暮らす仲間だと思ってますから、安易に選ぶようなことはしません(笑)。必要なのは「どうしてこれを選んだのか」という理由づけ。それがたとえば“機能がすばらしい”でも“デザインがカッコいい”でも、もちろん“安かったから”でも、なんでもかまわないんです。なにか心にくるものがないと購入にはいたらないですね。僕は、選んで買った条件を超えるものでないと買い替えはしない。“モチベーション”って、思っている以上に大事なんですよ。モノ選びの基準も変わってくると思うしね。
ブラウン管のテレビを見ているときに、薄型のテレビが欲しいと思ったとしましょう。そこで「それってどうしてだろう?」と考えるわけです。「部屋の荷物が増えてきたから、ブラウン管のテレビを処分して薄型テレビにすれば荷物がもう少し置ける」とか、単純なことでいいから理由づけが欲しいですよね。
わかりやすいところでいえば、一足“10万円のブーツ”と“5,000円のブーツ”があったとします。10万円のブーツは腕のいい職人さんが作ったブーツだから、リペアやクリーニングもしてくれる。要はずっと履けるということ。だけど、5,000円のブーツは、どうしても目移りしてしまう。新しいものが出たら、「どうせ5,000円だし……」って思っちゃう。靴でも服でも電化製品でも、モノっていうのは使わないと劣化しますよね。だから、たいして使いもしないうちに痛んで、最終的には「ジャマだなぁ」となってしまう。それって無駄なことだと思いませんか。だからなにかを買うときは、“自分のなかでなにがヒットしたのか”という動機づけが重要なんです。
ユーザーがモノを買うときには価格だけではなくて、どうしてそれが欲しいのか、もう一度考えてからクリックしましょう(笑)。「価格.com」も「価格.com エコ」のユーザーにも、そういうスタンスの人って多いんじゃないでしょうか。これからは年配の人でも若い人でも、いわば“ユーザーとしての知識”を身につけてほしいし、今後はそういったことが求められる時代じゃないかな。
細川茂樹さん

細川茂樹【ほそかわしげき】
1971年12月16日、岐阜県生まれ。1994年ドラマデビュー。代表作品に『仮面ライダー響鬼』(2005年・テレビ朝日)、『義経』(2005年・NHKテレビ)があり、そのほかバラエティやCMなどで幅広く活躍中。電化製品や株式に詳しいことでも知られ、その洞察力の鋭さと発想力で、ラジオパーソナリティや雑誌連載などにも多くたずさわる。現在、『サラリーマン金太郎』(テレビ朝日/毎週金曜23:15~24:15)に出演中。